台湾

スターフライヤーでいく女子旅in台湾③ 台北近郊・北投

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令和初の旅行は、なんとモニターツアーで台湾へ!

バックパッカー女子のリアルな台湾旅行の記録第3回目です。
今回は、台北近郊の温泉地の北投を巡ります。

・ スターフライヤーでいく女子旅in台湾① 瑞芳・九份
・ スターフライヤーでいく女子旅in台湾② 北海岸
・ スターフライヤーでいく女子旅in台湾③ 台北近郊・北投 (今ココ)
・ スターフライヤーでいく女子旅in台湾④ 台中・彩虹眷村

各観光地への行き方などは別記事に起こしていますので、そちらをご覧くださいね。

欠かせない早朝散歩

日本よりも南に位置して暑い台湾。
日中は日差しが痛いので、旅行中はできるだけ涼しい時間に動くようにしています。
ということで早速朝の散歩から、今回の記録スタートです。

台北駅からほど近い、街中の宿に今回は泊まっていました。
お隣にはオシャレな建物もスターバックスも。
スタバは地域限定タンブラーや限定メニューなど、意外と地域色が濃く出るチェーンですよね。
今回も良さげなものがないか覗くだけ覗きましたが、このお店にはお目当てがなく断念しました。

さて、この宿のスグ近くには二二八和平記念公園という場所があります。
台北駅からも歩けば15分ほどのところにある公園です。
園内には中国系の建物もあります。

緑が多く、日陰の中を歩いたり木陰の椅子でゆっくりしたりできる公園です。
そんなここで出会ったのがこの散歩の楽しみのひとつ、リス

以前台湾大学に訪れたときも思ったんですが、台湾は都市公園でもリスを見かけるんですよね。周辺にあれだけビルが建っているのに、と毎回不思議な気持ちで見ています。これも日本にはない風景。

しかも数が多い!
この公園で1時間くらいのんびりしていましたが、見つけたのは10匹以上。
枝を回ったり、足元を走ったりとこれがとても可愛いんです。
朝からたっぷり癒しをもらっちゃいました。

また、ここのリスが人馴れすごいしてるんですよ。
どのくらい慣れているかというと、この距離まで来ちゃうくらい。

ちょーっと近すぎないかな!?

もちろん警戒はしてるんですが、餌をくれそうと思ったらスグ近づいてきます。
私としては餌付けされている子を観るよりも、遠目に自然な姿でいる子を見るほうが好きですが……。

朝ごはんをカリカリと食べているリスを見ていると、こちらまで空腹に。そろそろ朝食提供もスタートしている時間だと、宿に戻ったのでした。

台北近郊の温泉地「北投」へ

朝食後は台北駅のロッカーに荷物を入れて、MRTに乗車します。
この日のメインは、台北近郊にある温泉地「北投」です。

北投は日本統治時代に温泉療養地として開発され、今もその名残が色濃く残る地域です。
70年代頃は日本からの観光客がこぞって訪れたそうですが、今の日本の観光雑誌などではそこまで紹介されていない気がします。

それでも今回行ってみようと思ったのは、地区の中心にある散策路が気持ち良いと聞いたからです。
あと、温泉という響きに惹かれました(笑)

台北からMRTに乗車すること20分近く。
北投駅で乗り換えです。ここから温泉地の中心・新北投駅まで1区間だけ支線が走っています。

1区間だけなので電車も3両編成と少ないです。
ですが、その内部はとってもユニーク。

各車両ごとに異なる意匠で、温泉地・北投をPRしています。
それぞれ違うと気づいた人の中には、椅子に座らず、先頭から最後尾まで歩いて回る人もいました。

木目調で統一されたこの車両にあったこれは、たぶん木の桶をイメージしています。
私は触れなかったのですが、上部のパネルでいろいろと情報を見れるようです。

新北投駅に着いたら、早速、散策に出かけます。
街の中心部に流れる川沿いに公園が整備されているので、そこを歩くことにしました。
日陰を通れるので、長時間外で歩いてもしんどくありません。

気持ちいい場所を通った、と思えば、こんな鳥を見つけたりもします。
これがまた大きいんですよね……。右側が成鳥で、左は雛です。それでも到底手のひらで収まるサイズではありません。
初めて観る鳥で、偶然同じように見つけた欧米からの観光客らしき人と「これは大きいね~」と話しながらしばらく観察していました。

そんな自然観察をしながら、進むと次に見えてきたのはこんな建物。
公園の雰囲気に溶け込んだ凝ったデザインの建物です。ホテルかレストランかどちらだろうと思って近づけば、なんとコレ、市の図書館なんだそう。正面には花が咲く池もあり、とてもいい場所にあります。
バルコニーで本を読んでいる方や外の様子を見ながらくつろいでいる方もいて、これが地元にあれば通うだろうなぁと羨ましくなってしまいました。

そんな贅沢な図書館のスグ近くにあるのが、この北投の中心となる観光スポット「北投温泉博物館」です。

日本統治時代に建てられ、温泉療養施設として使われていました。その後荒廃した時期を挟みつつも、現在は温泉地の歴史を紹介する博物館として多くの人が訪れています。2018年にリニューアルオープンしたばかりです。

内部は畳や日本の銭湯と同じようなロッカーがあり、日本人にとっては懐かしさを覚える空間もあります。
それと同時に、こんな温泉見たことないよ!というステンドグラスが美しい立ち湯だった部屋も。
どの意匠も凝っています。当時は日本統治下だったとはいえ、よくぞここまでの施設を台湾に……というのが正直な感想です。日本人の温泉に対する飽くなき情熱の一端を見た気がしました。
同時に、統治されていた当時の建物で、かつ、一度は荒廃したものを地域の歴史として活用しようとする台湾の懐の広さに感動も覚えました。

地質学的な資料としても面白いものが揃っていた北投博物館。
長いこと見学していましたが、そろそろ上流へと歩いていきましょう。

この辺りになると段々と熱気が混ざってくるような……。私の思い違いでしょうか。

しばらく歩き、たどり着いたのがこちら。
散策路のひとまずの終着地でもある「地熱谷」です。
温泉の源泉が湧いており、絶えず湯気が登ります。ちょっと青みがかった色をしているのが特徴です。

ここまで来ると本当に暑い!
雨季間近でただでさえムッとしているのに、そこに温泉の熱気と日差しの強さが加わります。おかげで汗ダラダラです。
ゆっくりとここまで来たものの、暑さに耐えられず、早々にもと来た道を戻ったのでした。

移動、昼食、そして移動…

北投での半日観光を楽しんだところで、すぐに台北駅へと戻りました。
実はこの日は午後から台中へと移動する予定。急ぎ昼食をいただきます。

昼食は台北駅2階にあるフードコートにて。
これで確か160元です。あっさりとした鶏出汁の麺と惣菜2品でした。
想像していたよりも量があったので、食べきれるか不安でしたが、あっさり出汁のおかげでぺろりと完食しました。

昼食後は荷物を引き取り、高速バスの乗り場へ。

台北から台湾第二の都市・台中までは約2時間の移動です。
台湾版新幹線・高鐵なら1時間くらいの距離ですが、今回は格安旅。高速バスの運賃が300元(日本円で1200円いかないくらい)と大変お手頃なことに惹かれてこちらを選びました。しかも台湾の高速バスは3列シートにUSB充電、ふかふかのシートと、日本の高速バスよりも快適なんです。コレを使わない手はありません。

2時間の乗車後、出迎えてくれたのは、まるでデパートのようなバスターミナル。
さまざまなお土産物が並びます。ファミリーマートもあって使いやすい場所でした。

バスターミナルもきれいでしたが、台中駅も下調べで出てきた写真とは随分と雰囲気が変わっていました。
奥に見えるのは新しい駅舎です。この春まで台中で開催されていた世界花博に関するオブジェもある、広々とした駅でした。


この日からは台中で2泊。
3度めの台湾ですが、実は新竹より南に来るのは今回が初めて。
初の台湾中部にドキドキしながら、宿へと向かったのでした。

次回は台湾旅行記ラスト。台中で今話題のフォトジェニックスポットを巡ります。
【 スターフライヤーでいく女子旅in台湾④ 台中・彩虹眷村 】

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