ウズベキスタンのサマルカンドから隣国のタジキスタンに日帰り旅行に行ってきました!
片道2時間半くらいで行けるおすすめの観光地です。
そもそも、セブンレイクスって?
セブンレイクスがあるのは、タジキスタン。
ウズベキスタンの隣国です。
この国は、国の平均標高が世界一高いという山岳国家です。
そんなタジキスタンの未舗装の山道を奥深く進み、ある谷筋を源流へ向かって走ると7つの美しい湖に出会えます。
これがセブンレイクスです。現地の言葉では「ハフトクル」といいます。
サマルカンドから日帰りしてみた
セブンレイクスまでの日帰り観光は旅行会社や宿でツアーを組んでいるところもあります。
しかし、今回はすべて自分たちで手配して行ってみました。
サマルカンドからセブンレイクスまではおおよそ片道2時間半。
7つすべての湖を巡ろうと思うと、サマルカンドを早朝に出発する必要があります。
私たちは旅程の関係で朝をゆっくりしたかったので、9時ごろ出発して3番目の湖まで行くことにしました。
①サマルカンドから国境まで
まずは、サマルカンドのレギスタン広場前で国境までタクシーを呼びます。
かかった時間は1時間くらい。費用はヤンデックスを利用して、133,000スム(1,700円くらい)でした。
向かうは、Jartepa(ジャルテパ)という町の先にある国境です。
ウズベキスタン側のタクシーはここまで。
ここで入国審査をしたあと、次はタジキスタン側でタクシーを見つけるという流れです。
②クセのある陸路国境
この陸路国境が少しクセあり。
タクシーを降りたら、ゲートの門番にパスポートを見せて、国境区画へ歩いて入ります。
最初にウズベキスタン側で出国のスタンプをもらい、続けてタジキスタン側の入国審査へ。ここがちょっと不思議なところで、入国審査を受けずに素通りできてしまうような作りになっています。「掘っ立て小屋なの?門番の休憩施設なの?」というような小さな建物が入国審査場です。
私たちも並びながら「これであってる?」と話をしていました。そのくらい入国審査場ぽくない作りです。
不安になったら、とりあえず地元民が集まっている建物を目指してください。
ウズベキスタンの出国施設、タジキスタンの入国施設が別にあり、それぞれを通過する。
それさえ忘れなければ大丈夫です。
タジキスタンに入ると、最初に両替をお忘れなく。国境ゲートを出る前に両替所があります。
③タジキスタン側でタクシー交渉
ゲートを抜ければ、すぐに客引きが集まってきますよ。
「タクシー!ペンジケント!ドゥシャンベ!」等と言っている人を捕まえて、交渉しましょう。「セブンレイクス」または「ハフトクル」と伝えればOK! ハフトクルは現地語で7つの湖という意味です。
ここを通過する時間によって、交渉するときに「最後まで行ける」「今日は3番目までだ」などという話も出てくるはずです。
他に行きたいところがあればこの時に一緒に伝えて値段交渉をします。
僕たちはセブンレイクスとサラズム遺跡、途中で行きたいお店に寄ってもらって80ドルで行きました。
④タクシーで山奥へ
国境からペンジケントの街を抜け、ふたたび郊外へ。
最初は舗装された道路ですが、20分か30分くらい走るとどんどん山に入っていき未舗装になっていきます。



こんな感じです。下の動画も見てみてください!
道中、Shingという町を抜けていきます。ここを抜けたあたりから、電波は基本入りません。当然スマホでの翻訳なども難しくなるので、「お水が欲しい」「トイレに行きたい」などは早めに伝えておきましょう。向こうもそれはわかっているので、私たちの時は途中でちいさな個人商店と屋外トイレに立ち寄ってくれました。
必要なものがあるときは、地図で示したひとつ手前の集落くらいで話ができていると安心です。
荒々しい山と美しい湖
街が町となり、集落へと変わると、冒険しているような気分になってきます。川の浅瀬も渡りながら、車はまだまだ山中に入っていきます。

左手の狭い道も進んでいきますよ。
この狭い谷を抜けると1番目の湖はすぐそこです。


2番目の湖の直後はつづら折りの坂道が続きます。一気に標高が上がり、振り返ると美しい風景が。
ここはセブンレイクス観光の必見ポイントのひとつのようで、何組もの人が下車して写真撮影をしていました。この細い道ですれ違うので、谷側に乗っていると結構ひやっとします。

いよいよ私たちの目的地、3番目の湖へ。遠くの山には雪が残っているのも少しだけ見えました。
また、事前情報では食事する場所などはないとありましたが、行ってみると新しくできたばかりだろうなという湖畔のレストランがありました。まだ工事も残しつつ営業しているといった雰囲気で、今後さらに使いやすくなるかもしれません。

セブンレイクスのあとはランチへ
渓谷を降りてきて、遅めのランチへ連れて行ってもらいました。街はずれ、川のすぐ近くにあるレストランです。
敷地内には池があって、その近くに個室のような形で席が用意されていました。

酒は飲まないのかと言われたものの、旅程が詰まっていたので今回はジュースを選択。
今回の10日中央アジア旅行で一番おしゃれな飾りつけでサラダが出てきました。これまで顔よりも大きなノン(現地のパン)ばかりでしたが、ここは小さいサイズです。

ついでに世界遺産にも行ける
国境に戻る手前に、世界遺産があります。タジキスタンではじめて登録されたサラズム原始都市遺跡です。原始とつくとおり、紀元前4000年~3000年ごろ都市が形成・発展していく様子が残っている、とても古い遺跡です。
特徴的なゲートを通り、遺跡公園の中へ。
ぱっと見、野原にしか見えないですが園内には発掘された都市の痕跡が点在しています。それぞれ屋根は作られているので、それを目印に歩きましょう。



サラズムの都市発展が4段階に分けられることを解説した看板。
図で示してくれるので、翻訳アプリなくても見れて助かります。

ウズベキスタンに戻る前に両替を
遺跡観光を終えると、国境はすぐそこです。
タクシーで両替をしたいというと、国境ゲート前で両替商が車に乗り込んできて対応してくれます。いわゆる闇両替ではあるのですが、かといってレートが悪いということはありませんでした。
タジキスタンソモニはタジキスタン国外では使いどころも両替も難しいので、記念に残す以外はここで替えてしまったほうがいいと思います。
さらに興味がある方は、国境区画内のウズベキスタン側にある免税店兼カフェに立ち寄るのも面白いです。建物の見た目からは想像できない、しっかりとした商品(当然お値段も)が並んでいます。地元民はまず使わないため閑散としていますが、清潔感ある施設です。