木陰の中を涼やかに散策。青もみじを見るなら永観堂がおすすめ!

木陰の中を涼やかに散策。青もみじを見るなら永観堂がおすすめ!

京都で紅葉の名所として知られる、永観堂。秋になれば人が押し寄せるこのお寺が、夏はとても静かに青もみじを見られる場所なのをご存知ですか? 近くを流れる琵琶湖疏水の音を聞こえるほど静かな空間が楽しめるのはこの時期ならでは。
青もみじの木漏れ日が美しい夏の永観堂で、涼やかな散策時間を過ごしてみてはいかがですか?

永観堂ってどんなところ?

浄土宗のお寺である永観堂は、その正式名称を「無量壽院禅林寺」といいます。863年に開かれた歴史あるお寺のひとつです。長谷川等伯による障壁画や、国宝など数多くの宝物も所蔵されています。
特に本堂では「みかえり阿弥陀」と呼ばれる、とても珍しい阿弥陀如来像をご本尊として祀られています。

また、ここは紅葉の名所としても有名です。
東福寺と並び、秋の京都といえばここ!というほどの大人気。秋になれば個人団体問わず多くの人が詰めかけます。
あまりに人が多いために、京都在住の人は秋になると永観堂周辺には近づかないという人もいるほど……。実際私も京都に住んで10年近くになりますが、秋は敬遠してしまいます。

しかし、それは秋の話!
夏、青もみじの時期はそれと打って変わって静かな時間が流れています。

青もみじが好きな方、人が少ないときにじっくりと文化財を見たい方には夏がおすすめです!

山際にあるお寺のため、境内は思いの外アップダウンがあります。本堂へはエレベーターが設置してありますが、多宝塔など一部のエリアは足腰の弱い方では見学しづらいため注意が必要です。

永観堂の青もみじを写真で見てみよう

それでは実際の永観堂の風景を写真で見てみましょう。

まずご紹介するのは永観堂の拝観で欠かせないのポイントのひとつ、永観堂七不思議の「臥龍廊」です!
開山堂へと続く階段がゆるくカーブを描いて作られており、まるで龍が伸びているように見える場所です。


さらに、臥龍廊を上がったあと、開山堂へと続く回廊も青もみじが美しいポイント。
ここは山際で少し高い位置にあるため風も通りやすく、涼やかな気持ちで見学ができます


このお寺は中庭も素敵な場所。
釈迦堂前の中庭には小さな池があり、青もみじが影を落としす中を錦鯉が泳ぐ姿も見られます。


足腰に自身のある方は、多宝塔にも足を伸ばしてみて下さい。
多宝塔は開山堂よりも高い場所にあり、道中は階段を登る必要もあるのですが、ここまでくれば京都の町並みを一望できるんです。南禅寺の三門や、京都国立近代美術館・平安神宮などがある岡崎公園、京都御苑などもひと目に見ることができます。

アクセス

地下鉄 蹴上(けあげ)駅から徒歩15分
市バスを利用する場合は
・「南禅寺永観堂道」にて下車後、徒歩3分
・「東天王町」にて下車後、徒歩8分

市バスは混むので、個人的には地下鉄の利用をおすすめします。


地下鉄を利用する場合は、ぜひ「ねじりまんぼ」を通ってみて。
滋賀~京都をつなぐ琵琶湖疏水の一部、蹴上インクラインの真下を通るトンネルです。耐久性を上げるために斜めに組まれたレンガが螺旋を描く不思議な空間を生み出しています。
このトンネルを進むと徳川家康ゆかりの金地院の横を通りながら、南禅寺の中門まで抜けることができますよ。

周辺の観光情報

① 南禅寺 

京都五山のひとつであり、京都市内でも有数の広大な境内を持つお寺です。ここも青もみじが美しい場所。境内の奥には明治に建てられ令和になった現在も現役で使用される琵琶湖疏水の水路閣を見ることができます

② 天授庵

南禅寺の塔頭のひとつである天授庵も、もみじの名所として名高い場所です。永観堂と同じくここも夏は人が少なく見学しやすい時期。初夏になると池に白い睡蓮が咲き、華やぎを添えます。


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