今、絶景寺院として大人気のワットパクナム。
BTSの駅からは歩ける範囲にありますが、少しローカルよりなエリアに位置します。
都心部とは違う風景を見るにはもってこいの場所です。
今回はそんなエリアを散策したときのことをご紹介します。
BTSを利用して訪れる場合、多くの方は地図上で示すピンクのルートを紹介されているようです。
ですが、今回はちょっと迂回して、オレンジのルートを通ってみました。
このルートはピンクルートより東側の大通りを通ります。
一部、歩道が非常に狭い場所もあるので注意は必要ですが、国鉄タラートプルー駅の近くを通るので、ちょっとした食堂街も見れる道順です。
(実は、歩く距離はピンクのルートよりちょっとだけ短いです。誤差の範囲ではありますが)
写真とともに紹介するので、もし興味があれば、行くときの参考にしてみてくださいね。
境内入り口からの行き方はこちらで詳しく紹介しています。
BTSタラートプルー駅から東へ
今回はBTSタラートプルー駅を後方の改札から出ます。
この駅周辺は大きな道路が通る通行量の多い場所。
ワットパクナムに向かう際は、信号を使って高架下を横断しましょう。
横断してしばらくは、花壇なども整備された大きい道に沿って歩きます。
川に近づいてくると途中から、高架に別れますが、歩行者はもちろん左の細い道へ。
この辺りが境内入り口までの間で一番歩道が狭い場所です。
あまりの細さに、この道で合ってるか不安になってきますが、気にせず直進。
歩き続けると、ふいに線路が現れるはずです。
国鉄タラートプルー駅周辺
高架の下に、国鉄の線路が通っています。
道からもすぐ駅が見えますよ。
せっかくなのでカメラを向けると、高架が画面を引き締めて、なかなかいい雰囲気に。
(ピントが合っていないのだけが残念……)
逆方向はカーブになっているので、駅とはまた違う写真が撮れました。
こうやって見るとタイ国鉄は本当にローカルな場所を走りますね。
BTSがあるエリアとの差に驚きます。
ローカルなマーケット
国鉄タラートプルー駅を越えるとスグ正面にこんな風景が見えてきます。
この十字路に来たら左折しましょう。あとは道なりに直進です。
大きな街路樹があったり、高架下などの陽射しを避けられる場所に人が集まったりしているのを見ると「東南アジアらしいなぁ」と感じます。
ちなみに、この辺りはどうも小さな飲食店が多いようです。
左手には小さな食堂街みたいな場所があり、壁面にはこんな可愛らしいイラストも。
食堂ではネコがお昼寝中でした。
なんせこのとき行ったのは11時くらい。どんどんと気温が上がる時間です。歩きながら「来る時間間違えたかな~」と思う程度には暑い日でした。そりゃあネコだって休みたくなりますよね。
近くにはカラフルな住宅も並んでいました。明るい色がよく似合う街です。
さて、マーケットを越えた後は、しばらく直進です。
途中小さな橋を渡ると、ワットパクナム境内の門まではあと少し。
この時点で道路の左側を通行している場合は、どこかの横断歩道で右側に移っておくのをおすすめします。
門の前も横断歩道があるんですが、カーブの中程にあるため、結構車が飛ばしてきます。
タイでの交通事情に慣れていない方は直線の道路で見渡しが効くうちに横断するほうが安全です。
その門の前は、こんな感じの風景。
うまくタイミングがあえば、カーブを活かしたトゥクトゥクの写真が撮れるかも。
ワットパクナム境内へ
門を通れば、ワットパクナムの境内です。
ここからの行き先はこちらで紹介しているので詳細は割愛させてもらいます。
が、この記事の筆者と行き方の記事を書いている筆者、それぞれが行ったタイミングが違うので、せっかくですからちょっとだけ写真をご紹介しましょう。
境内をくねくねと進むと、左手に小さな橋に続く細い道が現れます。
大きな木のある日陰の道。
周辺にはネコたちが何匹かいて、それぞれ暑さを凌いでいました。
橋を渡り、高床式の住居を横目に進むと、こんな食事処が。
道端にある食事処ですが、昼ごはんの時間になると、お坊さんもやってきて食事を摂っていました。
こうしたローカルな道を抜けた先に、白い外観のワットパクナムがあります。
最上階には、皆さんご存知、色鮮やかな壁画のある絶景の空間が。
実はこの階は、外にベランダスペースがあり、出ることもできます。
そこから見るとこんな風景が。遠くにバンコクの都心部が見えています。
ところどころ見えるオレンジの屋根はお寺に関係する建物のようです。
こうしてワットパクナム観光は終わりを迎えます。
あとは、もと来た道を戻りましょう。門の前からタクシーヤトゥクトゥクというのも、もちろんアリ。
私の場合は、このあとの予定がギリギリだったので、門の前からタクシーを拾ってチャイナタウンへ向かいました。
帰りはそれぞれかと思いますが、この記事を読んでいる方は少なくとも、往路復路のどちらかは徒歩のはず。
暑いタイを徒歩で移動するので、水分はしっかり持ってお出かけくださいね。