海外旅行先として人気の台湾、そして九份。
その近くに絶景の展望台があるのをご存知ですか？
今回は台湾北部にある海に続く道を紹介します。
南国の青い海を臨む絶景スポットです。ぜひ行ってみてくださいね！
報時山ってどんな場所？
報時山は台湾北部、人気の観光地・九份からもバスで15分ほどで行ける金瓜石というエリアにあります。
ここは「水金九」と台湾で呼ばれている、新北市の美しい自然風景を楽しめるエリアの１つです。
地図上のオレンジで示すのがそのエリアです。
その金瓜石の北にあるのが、今回ご紹介する報時山。
ここのポイントは展望台へ続く道が、青い海へと続いているところ！
生憎、この写真では曇り空で水平線が分かりづらいのですが……
快晴ならばこんな風に、山の緑と青い海、そこに続く道という美しい風景が広がります。
さらに台湾島の北海岸線も一望できちゃいます！
この写真も白飛びしてしまっていますが、本来なら南国ならではの青い海ときれいな空が広がっているんです。
海へ視線を向けると、そこには「陰陽海」と呼ばれる場所が。
青い海に黄金の水が流れ込むこの海も、地元の人気スポットの１つです。
台北からのアクセス
① まずは金瓜石へ
金瓜石に行くときには、このどちらかのパターンが多いでしょう。
① 九份で観光してから金瓜石へ行く
② 臺鐵瑞芳駅から直接金瓜石へ行く
①の場合は台北駅からバスで九份へ向かうのが一般的です。
そして観光後に九份老街のバス停から金瓜石行に乗車します。
②の場合は、まず臺鐵台北駅から瑞芳駅を目指します。
その後、金瓜石行きのバスに乗り換えです。
結局どちらもローカルバスに乗る必要があります。
「瑞芳～九份～金瓜石～水湳洞」という路線の中で乗車場所が違うだけです。
瑞芳から乗車する場合は、九份が終着のバスもそれなりにあるのでお気をつけて。
② バスを降りたら「観済堂」を目指そう
金瓜石のバス停で降りたら、「観済堂」というお堂を目指しましょう。
谷間の反対側からでもわかるような大きな関羽像があるお堂です。
おすすめは黄金博物館を見学しながら、山側の道を通るルート。
金瓜石は金鉱があった町。今もその遺構を見学することができます。
最初に入館料を払ったら、あとは園内の建物は自由に見学できますよ。
園内では「本山五坑」を目印に進みます。
途中、このようなトロッコの線路が見えてくれば正解です。
ほどなく、坑道見学ができる建物が右手に見えます。
これを通り過ぎて、進行方向左に見える山際の道へと進みましょう。ここからは博物館エリアを離れて行きます。
谷間を越えると、いくつかの民宿が現れます。
ここもさらに越えると、このような風景が。
正面に見える黄色い屋根のお堂が目印である勧済堂です。
このまま山沿いの道を進んでもOK。
私は階段を降りて、お堂を目指したので、こちらで紹介していきます。
階段を降りて進むと、道中、食堂の敷地を通過します。ここまでくれば、お堂は目前です。
③ 観済堂を抜けて、山を上がる道へ
お堂を越えると１つ目の駐車場を見つけられると思います。ここにはいくつかの飲食店もあります。
そこを通り抜けると、道が別れていて、右手に山へ上る道、左手に山を下る道が見えるはず。
バスが多く止まっているのでわかりやすいと思います。
さて、ここは右手に進みましょう。
ゆるい坂を上がっていくと、２つ目の駐車場が見えてきます。
ここからでも海が見えますが、時報山展望台はさらに奥です。
２つめの駐車場にあるこの階段を進みましょう。ここまでくれば５分もかからずに絶景が見えますよ！
周辺のおすすめ観光地
美しい展望ポイントである時報山。その周辺には他にも旅したくなるポイントがたくさんあります。
ここではそこから３箇所をピックアップ。ぜひあわせて訪れてみてくださいね！
【九份】
映画で有名な、台湾の人気観光地。
赤い提灯が印象的な坂の町です。
金瓜石とは同じバス路線なので、簡単に行き来ができます。
【黄金瀑布】
九份・金瓜石から北海岸へ抜ける道中にある滝。多くの人が立ち寄り、写真を撮っています。
所要時間 15分
【鼻頭角】
報時山からも見える東の岬。
海を見ながら歩けるハイキングコースが整備されています。稜線に沿う道も印象的な場所。
