キプロスの首都ニコシア・レフコーシャのグリーンライン検問所の情報です。
2016年2月渡航時の情報ですが、僕自身が渡航前に多くのブログを参考にして訪問したので、少し古くても情報を残しておこうと思い、書くことにしました。
グリーンラインはキプロス島を南北に隔てている緩衝地帯で、南部のギリシャ系と北部のトルコ系の衝突を抑止するために国連によって1974年に設置された停戦ラインです。
キプロスの首都ニコシアの街中に、そのグリーンラインを徒歩で越えられる検問所があります。今回はその検問所の話と、少しだけ検問所周辺の街並みの紹介をします。
渡航当時は、北キプロス側のスタンプをパスポートにはもちろん、別の紙に押されることもありませんでした。
スタンプそのものが廃止になったと思われます。パスポートを機械でスキャンされて終了だったので、スタンプがあることでキプロスやギリシャでもめる危険性はなくなっていました。
この写真は、南側のキプロスのニコシアのものです。グリーンラインの検問所から徒歩5分ほどの場所です。
SUBWAYやマクド、スタバなどお馴染みのチェーン店が並んでいます。
停戦ライン近くってそんな雰囲気なの?って思いますが、普通の街の生活が営まれていて、その部分だけ見たら休戦中の最前線付近とはとても思えない様子です。
次の写真は北キプロス側です。同じく検問所から5分くらいの場所です。
一気にヨーロッパの街並みから中東へと雰囲気が変わります。
こちらもカフェやレストラン、商店が並んでいて、しかも検問所すぐのところに観光案内所があって、治安の悪さは全く感じませんでした。
2016年の情報ですが、僕が感じたキプロスグリーンライン越えについてです。
なかなか普段停戦ラインを訪れることってないですよね?しかも、こんなにも普通に生活が隣り合っているようなところは。
ここで過去に何があって、どのような経緯で今のようになったのかをきちんと知って、それで行ってみて何かを肌で感じてほしいと思います。