写ルンですとは
写ルンですとは、富士フィルムが販売している使い捨てカメラのこと。僕が小学校の頃(もう15年ほど前)はよく使っていましたが、最近は売っているのを見ても、使う機会はありませんでした。
撮り終わったら写真屋さんに持って行って、現像をしてもらい、初めてどんな写真が撮れたのかがわかります。
写ルンですで写真を撮ってみた
今回は写ルンですを使って、京都にある嵐電半日旅行に行ってきました。
嵐電の駅や周辺の風景を撮ってきたので、一部紹介します。
ちなみにこの日は雨でした。
デジカメやスマホのカメラのような鮮やかさはないけれど、フィルムカメラならではの”味”がある写真ができあがりました。
写ルンですならではの難しさ
写ルンですで写真を撮ってみて1番難しい!と思ったのは、暗くなってしまうことです。
上に載せた渡月橋の写真や車折神社の写真は、昼間にフラッシュを使ってもこの暗さなんです。味がある写真ではあるんですけど、夜の撮影がなかなか難しいのです。
夜の駅をフラッシュをたいて撮ったものがこちら!
うーん、暗いですよね。
フラッシュで明るくできる範囲は3mと書かれているので、駅構内など、広い範囲を撮るのは難しいのかもしれません。
写ルンですならではの魅力
写ルンですならではの魅力は、
①味のある写真が撮れる
②1枚の写真にいつも以上に思いを込められる
③できあがりを受け取りに行くワクワク感
④気軽に始められる
の4つだと思います。
①味のある写真は、今までの写真を見ていただければ伝わると思います。
1枚の写真にいつも以上に思いを込められる
1台の写ルンですで撮れる写真の枚数は27枚または39枚。
また、何台か写ルンですを使ってたくさん写真を撮ると、現像代がとんでもないことになる。
だから、写ルンですの撮影でシャッターをきれる回数は限られてきます。
そうなると、デジカメやスマホのように何でもカシャカシャ撮れません。
ひとます撮っておこう、何枚か撮っておけば1枚くらい良いのがある気がする、なんて思って撮ってしまうと、あっという間に残り枚数が減ってしまうんです。
でも、それが写ルンですのいいところでもあるんです!
どこをどのように撮ろうかな?何かもっと面白いものはないかな?って考えるから、1枚1枚の写真への思い入れも深くなります。そして、町や被写体をよく観察して、今まで気づかなかったものを見つけることにもつながります。
何よりも「これを撮ろうかな?やめようかな?」っていう、今撮ったら後で撮りたいものが撮れなくなるんじゃないか、というドキドキ感が楽しいんです。
できあがりを受け取りに行くワクワク感
撮り終わったら写真屋さんに持っていき現像してもらいます。
その現像も30分~1日ほどかかります。写真屋さんに持って行ってもすぐに見れるわけではないのです。
その待っているワクワク感も写ルンですのいいところ。
待って、受け取って見て、「しっかり撮れてる!」とか「もっとちゃんと写ってると思ったのにー(ノ_・。)」とか、初めて結果がわかる!これがまた楽しいんです。
気軽に始められる
デジカメを買おうと思ったら1万円以上しますよね。
でも写ルンですなら、コンビニやスーパー、電気屋さん、写真屋さんで1000円以下で売られています。
どこでも買えて、気軽に始められる値段なんです。
カメラを持ってみたい、いつもと違う写真を撮ってみたい、という人におすすめの写ルンです。
ぜひ一度写ルンですを持って、いつもの風景を撮りに行ってみてください。きっと素敵な時間を過ごせますよ!