関西ではいちごの産地として有名な奈良県。
そんな奈良県の中部、明日香村にて2021年もストロベリーフェアが始まりました。
私は2020年に続いて2回目の参加です。
今回は3店舗を巡り、おなかいっぱい春の味覚を楽しんできました!
2020年度に訪れたときの記事はこちら
地元のいちご・あすかルビーがたっぷり!明日香村のストロベリーフェアに行ってみた
明日香ストロベリーフェアとは
明日香ストロベリーフェアとは、奈良県明日香村の12店舗が参加する春のスイーツイベントです。
2021年は2月11日~3月21日の約1ヶ月半にわたり開催されています。
華やかなスイーツを彩るのは『あすかルビー』や『古都華』『奈乃華(奈良10号)』など、奈良県産の旬のブランドいちごたち。いちごをふんだんに使ったメニューも多く、「1パックまるまる使っているので?!」と思うほどです。
目でも舌でもいちごスイーツを楽しめるイベントになっています。
今回は3軒のお店を訪れました
訪問日は12時頃に飛鳥駅に到着し、3軒のお店を訪問しました。
飛鳥駅近くの2軒を訪れたあとは、腹ごなしを兼ねてのどかな村内をウォーキング。途中、ヤギと菜の花という春らしい風景に出会いながら、穏やかな時間を過ごすことができました。
...pani 『クリームいちご大福』
それでは、実際に食べたスイーツを見ていきましょう。
1軒目は近鉄飛鳥駅のロータリーに面した...pani(パニ)さん。
明日香村の超人気店のひとつで、店内での食事はなかなか予約が取れないお店です。
そんなお店で今回いただいたのは『クリームいちご大福』です。
大福とあなどるなかれ。
カップにずっしりと入ったいちごとたっぷりとしたクリームが入った様子はクリームぜんざいか和パフェを食べているような気分になります。酸味のあるあすかルビーと甘いクリーム、白あん、粒あんが添えられ、どんどん食べ進んじゃう一品。あたたかい玄米餅も入っており、見た目以上にお腹の満足感もありました。
なお、フェア商品は1日限定10食とのこと。予約されていくと安心ですよ。
※ 洋菓子のように持ち帰れる商品ではありません。店内でもテイクアウトでも、その場で食べること前提の商品です
珈琲の館 御園 『ベリーベリーわっふる』
2軒目は飛鳥駅正面の信号近くにある喫茶店、珈琲の館 御園さんです。
地元ではモーニングが人気のお店ですが、ストロベリーフェア参加店舗と駅前の好立地があわさり、訪問日は待ちが出るほどのにぎわいがありました。
こちらでいただくのは『ベリーベリーわっふる』
その名の通り、いちごの他ブルーベリーやラズベリーも添えられた華やかな一皿です。表面がサクッと焼かれたワッフルにはバニラアイスと生クリームが載せられており、酸味のあるベリーに負けない甘さ。
お店の名物である珈琲といいバランスでした。
珈琲の館 御園さんでは、ワッフルの他に『手作りのあすかルビーあいす』もストロベリーフェアに参加されています。この日は寒さで選択肢に上がりませんでしたが、3月に入り桜の開花近づく頃にはアイスもいいですね。
※ いずれもモーニング終了後、12:00~18:00での提供
Curryon 『あすかルビーパフェ』
3件目は奈良県立万葉文化館の中にあるミュージアムカフェ、Curryon(カリオン)さんです。
ここは明日香村産の野菜をたっぷりと使ったカレーをメインにしているお店。店内に入ると豊かなスパイスの香りに包まれます。
腹ごなしのウォーキングを経ているとはいえ、スイーツ3軒目です。
「甘さ以外もほしい」と、スパイスの香りに強烈に惹かれ、ここでカレーも注文しました。
食べきれるか不安でしたが、たっぷり野菜を使ったカレーが甘さに偏った口の中を引き戻してくれます。旨味の強いカレーは辛すぎず食べやすい味で、ほっとできるお味でした。
さてカレーのあとは、この日最後のいちごスイーツ『あすかルビーパフェ』です。
注文時に「作るのに少し時間がかかる」と言われ、出てきて驚くこの高さ。
1パック相当のいちごに、甘さひかえのバニラアイス。さらにチーズケーキ?とドライいちご、グラノーラ、一番下にはプリンも入っており、いちごに合うものをこれでもかと詰め込んだ贅沢なパフェです。
少食な人はこれ一つ食べるのも苦戦するだろうなと思うくらいぎっしり入っていました。
正直、ここまで相当食べていたんですが、それでも無事完食。
あすかルビーのバランスいい甘酸っぱさがあってこその一品です。
明日香ストロベリーフェア巡り、最後のひとつにふさわしいスイーツでした
スタンプラリーは台紙がわからなくて…
明日香ストロベリーフェアではスタンプラリーも開催されています。
このスタンプラリー、3店舗以上を回ると毎週先着5名に商品プレゼントされるという嬉しい企画です。
しかし。
気がつけなければいけないのは、その台紙。
このハガキ大のカードがスタンプラリーの台紙なんです!
チラシとまったく同じデザインで、スタンプの枠があるわけでもありません。しかし、お店情報の上にスタンプが押されるものだったようで……。観光情報センター「飛鳥人の館」で手に入れてはいたんですが、特に説明もなくパンフレットコーナーに置かれていたのでそうだとは気がついていませんでした。
3軒目に初めてスタンプが押されたものを手渡され、まさかこれがそうだったとは、と。今回3店舗回ったので、問題なく参加できるはずだったんですが……。先着5名という縛りが辛いのはさておき、参加もできないのは残念でした。
今後スタンプラリーに参加される方はまず、道の駅や観光情報コーナーで台紙を見つけてみてくださいね。
アクセス
明日香村まで
明日香村へは近畿日本鉄道(以下、近鉄)の利用がおすすめです。
行く場所にもよりますが特急停車駅でもある近鉄橿原神宮前駅もしくは近鉄飛鳥駅を起点にすると動きやすいでしょう。
いずれもレンタサイクルショップ、村内周遊バスのバス停があります。
また、近鉄からは『古代ロマン 飛鳥 日帰りきっぷ』が発売されています。
参考:古代ロマン 飛鳥 日帰りきっぷ|奈良のお得なきっぷ|観光・おでかけ|近畿日本鉄道
村内での移動
村内ではレンタサイクルが便利です!
日本の原風景が残る明日香村は四季を通じてサイクリングが気持ちのいいエリアですよ。 レンタサイクルは複数のお店がありますが、稲渕の棚田、岡寺にも足を伸ばす方や普段自転車乗りなれていない方は電動自転車のあるお店を検討してみましょう。
バスで移動するなら、奈良交通が運営する『赤かめ周遊バス』という村内周遊バスがあります。こちらは令和3年(2021年)3月31日まで、1日券・2日券のフリーきっぷが割引販売されています。2回以上乗車するならフリーきっぷのがお得ですよ。
参考:赤かめ(周遊バス)|かめバス
ご自身のプランに合わせて、確認してみてくださいね。
地図作成 明日香村商工会(引用元)