しまなみ海道 大三島
大三島は瀬戸内海に浮かぶ島のひとつで、愛媛県今治市に属しています。
近年では、しまなみ海道の中間として訪れる人が増えてきました。
しかし、大三島自体には訪れても、島の東側、多々羅大橋付近で折り返してしまう方も多いようです。
私からすると、それはとてももったいない・・・。
大三島はしまなみ海道の中でも大きな島。見て回る場所はたくさんあります。
それでも自転車で来る方は時間に余裕が無いのも事実。
なので今回は、これまでの観光にちょっとだけプラスするだけで楽しめる場所をピックアップ!
大三島もうひとつの魅力、宮浦地区をご紹介します。
大三島の名前の由来「大山祇神社」
宮浦地区といえば、ここに行かずにはいられません。大三島の名前の由来ともなった「大山祇神社」です。
広い境内の中央に佇む大クスノキが印象的です。
実際行ってみると、こちらの神社さんの周辺は立派なクスノキが多いです。
また、国宝・国の重要伝統文化財の4割がここに保存されています。恐るべきその数・・・。
それもここの神職の方々が護り続けたからこそです。戦中・戦後のこのエピソードは驚きます。
(wikipedia「大山祇神社」より引用)
太平洋戦争の終戦直後の一時期には、旧帝国海軍関係の貴重な資料や教材を戦利品として連合国に没収されることを恐れた海軍兵学校から、厳島神社と合わせて約1万点を「奉納」の名目で預かっていた。そして後に自衛隊が創設されると、自衛隊に返還がなされた。また、GHQは刀剣類の異常な多さを問題視し、国宝級を除いて処分を命じたが神社側は密かに土中に秘匿した。
天然記念物「生樹の御門」
「いつきのごもん」と読むこちら。
大山祇神社の境内から歩いて行けるところにあり、名前の通り生きた樹が門のように口を開けています。
腰をかがめれば成人女性もくぐれるほどの大きさです。
この門をくぐると、その先に大山祇神社の奥の院が鎮座しています。
大三島みんなの家
大山祇神社参道に建つ旧法務局が地域の方との改修により生まれかわりました。
2016年にオープンし、2017年11月にリニューアルしたというお店です。
雰囲気の良いカフェスペースと、雑貨が置いてあります。
詳しくはこちらからご覧ください。
オシャレ写真がたくさん載っているインスタグラムはこちらです。
村上井盛堂の神島まんじゅう
参道を通っていると、甘い香りが漂ってきます。その源がここ、村上井盛堂さんです。
私のおすすめは「神島まんじゅう」です。
焼きたてはあつあつふわふわのお饅頭ですが、冷めるとしっとりとして、また違った味わいになります。
1つで2度おいしいお饅頭、是非お試しあれ。
道の駅御島
レンタサイクルターミナルでもあるこちらは、お土産品が豊富です。
その中でも、ここの特徴は何と言っても地元産品市場の柑橘類の多さ。
ぜひ柑橘の旬である秋から冬にかけて訪れてみてください。
しかも柑橘類の試食は、品種ごとだけでなく農家さんごとというですから驚きます。
それだけ自信を持って作られている証ですね。
公式サイトはこちらから
また道路を挟んで向かい側の駐車場には藤棚公園があります。
花の咲かない時期でもいい雰囲気ですが、きっと見事でしょう(筆者は未だ行けず)
海鮮丼の超有名店「大漁」
しまなみ海道によく行っている方で知らない人はいないだろう、と言えるほどの有名店。
格安で海鮮丼を楽しめるお店です。
海鮮丼のほか、地魚の煮付けやタコの天ぷらなどが用意されています。
ただ、あまりの有名店であるため、開店前から順番待ちをしている方も多いです。開店時には待ち表が2枚目に突入しているのもザラです。
もちろんそれだけ支持されているお店であるということですので、
是非に!というときは、店の前にある表に名前だけ書いて、周辺観光をしているのが良いと思います。
また、回転率が高いお店であるため、店内の雰囲気は非常に忙しないです。メニューもゆっくり見ずらいので、丼の種類だけは入店前に決めておくと無難でしょう。
定食でしっかり!「ファミリーレストラン よし川」
お手頃価格で定食を楽しめるお店です。
写真は海鮮丼定食(小鉢2種・漬物・お吸い物付、1300円)です
観光客としては海鮮定食に目が行きがちですが、地元の方はそれ以外を頼んでいるようです。
店名にあるファミリーレストランの名の通り、メニューにはさまざまな種類の定食が並びます。
私が行った時も、親子連れがハンバーグなどを頼んでいるのをよく見かけました。
いかがだったでしょうか?大三島は他にも見所がたくさんあります。
気候が良くなっていくこれからの時期、ぜひ訪れてみてください!