奈良県に仕事で引っ越すことになった、奈良県への引越しを考えている、という時に気になることっていろいろありますよね?
その中でもざっくりと大きく気になることは、「奈良って便利なの?」ということだと思います!
僕は今奈良県に住んでいますが、それまでは京都市に住んでいました。京都は住宅と都心が近くて生活面ではかなり利便性の高い街でした。だからこそ、奈良ってどうなのかな?って気になりました。
「病院・医療」「鉄道」「道路」「買い物」「家賃」の5項目について、5段階で評価してみました。
※平野部と山間部では状況が異なるので、平野部についてこの記事では紹介します。
目次
病院・医療
評価:★★★☆☆
奈良県の人口1万人あたりの病院数は2021年時点で全国35位の26.8です。
ちなみに全国で真ん中の23位の宮崎県が33.3、1位の徳島県が48.5です。
また、診療科別では、内科が全国で8番目に少なく、外科が10番目に少ないです。
ですが、奈良県立医大病院等の大きな総合病院や開業医が集まっているビルなどが、人口集中地帯には一定数あります。
鉄道
評価:★★★★★
基本的に鉄道のアクセスは良いです。
近鉄吉野・南大阪線、近鉄大阪線、近鉄橿原・京都線、近鉄奈良線、JR大和路線の5つが主な鉄道のルートです。
一部不便なエリアもありますが、奈良市、大和郡山市、生駒市、王寺町、広陵町、香芝市、大和高田市、葛城市、橿原市、桜井市など、主要部からは大阪へ30分、京都へ1時間あれば行くことができます。
また、本数も多く、特に奈良市と生駒市を通る近鉄奈良線は、大和西大寺駅で平日7時台の大阪方面が17本あるなど、利便性が高いです。
道路
評価:★★★☆☆
奈良県は鉄道も発達していますが、基本は車社会です。
奈良県の鉄道は大阪や京都という都会へのアクセスは良いですが、正直県内移動には不便です。
バスも奈良市内など主要地では本数も多いですが、それ以外ではイオンモールや大きな病院を除いて本数は少ないです。
県内最大の奈良市から第2の町橿原市を結ぶバイパスや京奈和道の無料区間、名阪国道、大和高田バイパス、阪奈道路など、多くの高規格の幹線道路が整備されています。
しかし、交通量が多いため、平野部を南北に貫く道路は慢性的に渋滞をしています。
橿原市から奈良市までの約25kmに1時間半かかることもあります。
道路は整備されていて、車があればどこにでも行けます。でも、まだまだ整備途中で、混雑が多く、決して便利とは言えない状態です。
買い物
評価:★★★★☆
買い物は困りません!
ただロフトにあるようなちょっとおしゃれな生活雑貨が買える大きなお店はほとんどありません。それ以外は特に問題ありません。
スーパーは「オークワ」「万代」「エバグリーン」「イズミヤ」の店舗が多く、オークワとエバグリーンは和歌山県資本の会社で鮮魚が安くておいしいです。
ドラッグストアは「ココカラファイン」「コスモス」「ウェルシア」「キリン堂」「スギ薬局」等の大手が揃っています。
その他「ドン・キホーテ」も多く、橿原のアルルやイオンモール大和郡山、奈良ファミリーといったイオンモールも複数あります。
書店は奈良市のジュンク堂と蔦屋書店が2大書店で、他が少ないところが難点ですが、奈良市に行けば一通り揃います。
家賃
評価:★★★★★
奈良県の家賃は安いです。
ワンルーム8畳セパレートで4万円弱、1LDK駐車場付きで5万円程度からが相場です。
大阪や京都などの都市では考えられないような値段です。
都市ではワンルームにしか住めない家賃で1LDKに住めたり、同じ間取りに住んで生活費を節約したりできます。
以上が奈良県の便利さについてです。
良かったら参考にしてください。